登詣修行

昨年からある修行を始めました

慶国寺の渡辺知応です。

昨年の9月から山梨県にある
七面山の敬慎院にお参りする
登詣修行(とけいしゅぎょう)
ということを始めました。

登詣というのは読んで字の如く
「登ってお詣り」することです。

登詣修行の目的は、
七面山の山頂付近にある
敬慎院(けいしんいん)というお寺に
お参りに行く修行です。

お寺にお参りに行くことが修行なの?

と思う方もいるかもしれませんが、、、

そうなんです。
お参りに行くことが修行なんです。

とはいえ、その道のりはとても過酷です。

七面山は標高1982mあります。
敬慎院はその山頂付近の
約1700mにあります。

山道が6km続きますが、
その道が敬慎院までの参道になっているわけです。

実際に登ってみると
結構な勾配があります。

人にもよりますが、
初めての人や登山に慣れていない人には
けっこーキツイと感じます。

登山に慣れている人の感想を見ると
ここの山はかなりキツイと
言っている方が多いのも事実です。

七面山の敬慎院には
日蓮宗の総本山である
身延山を守護する鎮守神として
七面大明神様が祀られています。

登詣修行は
その七面大明神様にお詣りするために
山道の参道を登ってお参りするのです。

では、なぜこの登詣修行を始めたのか。

色々な思いや考えははありますが、、、

「自分自身を向き合うため」
というのが大きな目的です。

なぜ山道(参道)を登ることが
自分自身と向き合うことになるのか。

疑問に思う方もいるかと思います。

次回はちょっとそのあたりを
ご紹介していきたいと思います。

慶国寺 渡辺知応

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この記事を書いた人

渡辺知応

長秋山 慶国寺 副住職
一般社団法人 Speciality Plus 理事
(終活の総合サポート団体)
一般社団法人 日本ハッピーエンディング協会 認定講師 
  
日蓮宗僧侶として行学に精進すると共にハッピーエンディングプランナーとして終活相談を行っている。世界三大荒行である日蓮宗大荒行堂を2度経験。池上本門寺、中山法華経寺、柴又帝釈天での山務を経て本格的に慶国寺へ戻り、松戸市では数少ない室内参拝型の納骨堂『慶松庵』をスタートさせる。『家族に負担をかけないお墓』をコンセプトに利用者の声に日々耳を傾けて運営中。その結果、ハッピーエンディングカードを使った終活相談を開始する事となった。

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