1月17日
子安鬼子母神堂大祭

子安鬼子母神堂大祭は年に3回(1月、5月、10月の各17日)子育てや安産の守り神である子安鬼子母尊神に供物を捧げ、その願いが成就できるようにと祈願する法要です。
また、御宝前で灯し短くなった蝋燭(ろうそく)を安産のお守りとして授与しております。
この安産守りの由来は、陣痛が始まるとその蝋燭を灯し、燃え尽きるまでに子供が産まれるようにと願を掛けた事が始まりだと言い伝えられております。
以来、その功徳を与りたいと持ち帰る方が後を断ちません。

2月14日
釈尊涅槃会

お釈迦様がお亡くなりになられた日(2月15日のご入滅の忌日)に営む法要ですが、当山ではその前日に法要が執り行われます。
この日は本堂内に大涅槃図を掛け、お釈迦さまが説かれた法華経を読誦し、この世の中が平和であるようにと祈り勤める事を誓います。
涅槃とは梵語で「ニルヴァーナ」と言い、煩悩の炎を吹き消すこと、また吹き消した状態を指し、すでに煩悩を滅している仏がその肉身をも滅する事を意味します。
涅槃図とはお釈迦さまがご入滅された時の様子で、沙羅の木々に囲まれ北を頭に横たわるお釈迦さまの周りに悲しむ人々や動物達が描かれております。
また、”諸行無常”つまり、”この世のもの全てが、すがたも本質も常に流動し変化するものであり、一瞬たりとも同じものは存在しない”と説いた図でもあります。

3月 春分の日
春彼岸会

この世の中は常に変化しており、苦しみや悲しみが多いこの世界を”此岸(しがん)”と言い、その対極にある平穏で安らかな世界を”彼岸(ひがん)”と言います。
彼岸の中日(春分の日、秋分の日)は昼と夜の長さが等しく、太陽が真東からのぼって真西に沈む事から、仏教の中道思想(相互に対立し矛盾する2つの極端な概念に偏らない実践認識のあり方)に合致する日であります。
身心を乱し悩ませ妨げる心の動きから離れて悟りの境地に至ろうとする仏教思想が日本の伝統的な先祖供養の信仰と結びつき、祖先の霊を供養するために、彼岸の中日に法要を営みます。

4月8日
花まつり

仏教の『花まつり』とは、4月8日にお生まれになったお釈迦さまのご生誕をお祝いする法要行事です。今から約2500年前の4月8日。ネパール国の ルンビニー花園にてお釈迦さまはご誕生されました。お釈迦さまは、生まれるとすぐに7歩あるき、『天上天下唯我独尊(天にも地にも我も、ただ誰とても尊いのである)』と、右手は天を左手は地を指して宣言されました。
この時のお釈迦さまのご誕生を祝い、周囲の花々は咲き乱れました。さらに空からは産湯代わりの甘露の雨が降り注ぎました。世界中が輝き、喜び溢れたと伝えられています。
この古事から各寺院やそれぞれの地域で行われる法要やイベントでは、たくさんの花々でお寺やお堂を飾りつけます。そして、お釈迦さまの像に甘露の雨を表現した『甘茶(あまちゃ)』をかけてお祝いをするようになりました。
慶国寺でも4月8日の午後1時から花まつり法要を行っております。当日はお釈迦さまの御幼像に甘茶をかけてお祝いいたします。ご興味のある方は是非お越しください。

5月17日
子安鬼子母神堂大祭

子安鬼子母神堂大祭は年に3回(1月、5月、10月の各17日)子育てや安産の守り神である子安鬼子母尊神に供物を捧げ、その願いが成就できるようにと祈願する法要です。
また、御宝前で灯し短くなった蝋燭(ろうそく)を安産のお守りとして授与しております。
この安産守りの由来は、陣痛が始まるとその蝋燭を灯し、燃え尽きるまでに子供が産まれるようにと願を掛けた事が始まりだと言い伝えられております。
以来、その功徳を与りたいと持ち帰る方が後を断ちません。

8月20日
盂蘭盆 施餓鬼会

施餓鬼会とは六道の一つである餓鬼道にいる方々に食べ物を施し、その御霊を供養する法要です。
また、餓鬼道にいる”餓鬼”は閻魔法王の近くに住んでいると言われております。
現在、当山では特に新盆にあたるご家族には施餓鬼会法要に参列して頂き、ご一緒に新盆供養をして頂くようお願い申し上げております。

8月20日
慶国寺盆踊り祭

慶国寺盆踊り祭は、毎年8月20日に行われている盂蘭盆 施餓鬼会の終了後に行われております。
盆踊りとは、お盆の時期に御霊を供養するための行事、またその行事内で行われる踊りの事で、当山の盆踊りでは皆様より献灯奉納として提灯をあげて頂き、各家のご先祖様の御霊供養をしております。
ご家族揃ってお出で頂き、一緒に盆踊りを楽しみ元気な姿をご先祖様にご報告してみてはいかがでしょうか?

9月 春分の日
秋彼岸会

この世の中は常に変化しており、苦しみや悲しみが多いこの世界を”此岸(しがん)”と言い、その対極にある平穏で安らかな世界を”彼岸(ひがん)”と言います。
彼岸の中日(春分の日、秋分の日)は昼と夜の長さが等しく、太陽が真東からのぼって真西に沈む事から、仏教の中道思想(相互に対立し矛盾する2つの極端な概念に偏らない実践認識のあり方)に合致する日であります。
身心を乱し悩ませ妨げる心の動きから離れて悟りの境地に至ろうとする仏教思想が日本の伝統的な先祖供養の信仰と結びつき、祖先の霊を供養するために、彼岸の中日に法要を営みます。

10月17日
子安鬼子母神堂大祭

子安鬼子母神堂大祭は年に3回(1月、5月、10月の各17日)子育てや安産の守り神である子安鬼子母尊神に供物を捧げ、その願いが成就できるようにと祈願する法要です。
また、御宝前で灯し短くなった蝋燭(ろうそく)を安産のお守りとして授与しております。
この安産守りの由来は、陣痛が始まるとその蝋燭を灯し、燃え尽きるまでに子供が産まれるようにと願を掛けた事が始まりだと言い伝えられております。
以来、その功徳を与りたいと持ち帰る方が後を断ちません。

10月18日
七面大明神堂大祭

日蓮宗の総本山である身延山久遠寺の裏鬼門をまもる守護神として、また法華経を信仰する者の守護神として多くの人々の信仰を古くから得てきた七面大明神のご縁日の法要です。
本来、七面大明神のご縁日は9月19日ですが、当山では1月遅れの宵の日に執り行われております。

11月 第二日曜日
御会式

日蓮宗の開祖である日蓮聖人がお亡くなりになられた日(ご入滅の忌日)に営む法要です。
御会式は「報恩講」「恩命講」「御命講」とも言います。
松尾芭蕉の句に「御命講や 油のような 酒五升」とあり、元禄の頃には江戸を代表するような盛大な行事になっていたことが伺い知れます。
もともとの「御会式」の意味は「法会の儀式」の略語であり、日蓮宗に限ったものではありませんが、現在の日蓮聖人の忌日に行う報恩会の事を指すことになっています。

12月 中旬
お焚き上げ法要

1年間に建立されたお塔婆や思いの詰まったお札、古くなった仏壇やお位牌などをご供養いたします。立ち昇る炎に今年一年の感謝を込めて、法華経の経力と大火によってご供養し、新たな年をお迎えする準備をします。
(慶国寺のお焚き上げ法要は宗教行事の一環として、地域の消防署に届出をして行っています)
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