登詣修行

ものごとを始めるキッカケは自分で作るもの

慶国寺の渡辺知応です。

今回のお話の結論から先に申し上げると
『ものごとを始めるキッカケは自分で作るもの』という事です。

さて、皆さんは、
「やろう、やろう、、、」
と思っていても、
なかなかできていない事ってありませんか?

私も色々とあるのですが、
そのうちのひとつが七面山登詣でした。

小学生の頃は毎年夏になると
七面山に行っていたのですが
その後はずっと行けずじまいでした。

信行道場という
日蓮宗の僧侶になるための
35日間の修行があるのですが
その際に登ったきりで
15年以上、七面山の登詣に行けていなかったのです。

行こう、行こう、、、
とは思っていても中々行けずに
月日だけが流れていました。

そんなある日、
荒行堂で一緒に修行した友人の
インスタグラムを発見して
七面山に毎月のように登詣していることを知りました。

ちょうどその友人に会う機会があったので

「今度、七面山に登詣したいんだけど
 一緒に行ってくれないかな?」

とお願いしました。

彼は二つ返事でOKをしてくれて、
その場で行く時期を決めました。

今回はたまたまインスタで
七面山登詣をしている友人を知って、
たまたま会う機会があったのでお願いができたわけですが、、、

結局のところキッカケといのは
色々なところに転がっているわけです。

今回はたまたまが続いたように見えますが、、、

そのたまたまの中で
自分自身でキッカケを掴まなければ
この先も「行こう行こう」という思いだけが
延々に続いていたことになります。

先延ばしにしていることを
やりたいと思うのであれば、
自分自身で何かキッカケを作ることです。

どんな小さなキッカケでもいいです。
まずは一歩目を踏み出すことが大事です。
やってみてください。

次回は七面山登詣のキッカケをくれた友人から教わった
「七面山登詣の極意(最も大切な事)」についてお話ししたいと思います。

この極意ですが、七面山登詣に限らず何事にも言えるのかもしれません。

慶国寺 渡辺知応

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この記事を書いた人

渡辺知応

長秋山 慶国寺 副住職
一般社団法人 Speciality Plus 理事
(終活の総合サポート団体)
一般社団法人 日本ハッピーエンディング協会 認定講師 
  
日蓮宗僧侶として行学に精進すると共にハッピーエンディングプランナーとして終活相談を行っている。世界三大荒行である日蓮宗大荒行堂を2度経験。池上本門寺、中山法華経寺、柴又帝釈天での山務を経て本格的に慶国寺へ戻り、松戸市では数少ない室内参拝型の納骨堂『慶松庵』をスタートさせる。『家族に負担をかけないお墓』をコンセプトに利用者の声に日々耳を傾けて運営中。その結果、ハッピーエンディングカードを使った終活相談を開始する事となった。

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