お寺の近況報告

17年ぶりに七面山へ登詣してきました。

こんにちは。
慶国寺の渡辺知応です。
先月のお彼岸前に
七面山の山頂付近にある
敬慎院というお寺に登詣(とけい)してきました。

登詣とは読んで字の如く「登ってお詣り」することです。

七面山の敬慎院には
日蓮宗の総本山である身延山を守護する
鎮守神として七面大明神様が祀られています。
その七面大明神様にお詣りするために行ってきました。

思い返せば、
最後に七面山へ登詣したのは
平成17年の信行道場中になります。

信行道場というのは、
日蓮宗の僧侶になるための35日間の修行で、
その修行中に登ったのが最後なので、
ちょうど17年前になります。

信行道場を出てから
一度も行けていなかったので
「行こう、行こう」とは思っていたものの
なかなか実行に移せませんでした。

今回は縁あって
荒行堂で一緒に修行した赤木上人(写真の左)と
二人で登詣しました。

赤木上人は
約10年前から毎月1回以上、
現在までに123回、約700人以上の人たちと
七面山登詣修行を行っているそうです。

私は、
「久々の七面山だから色々と教えてね」
と言ったら、

「大丈夫です。お山が色々教えてくれますから」
と言われました。

当日、七面山に着くと
清々しい七面山の森林や空気に
17年前の記憶が蘇りました。

小学生の頃は
毎年夏休みに登っていたこともあり、
すごく懐かしい場所に来たと率直に思いました。

赤木上人が言っていた
「お山が教えてくれる」とは
まさにこのことですね。

今後、私も定期的に七面山へ登詣修行しようと思っています。
もし、一緒に行ってみたいと思う方はお声掛けください。

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この記事を書いた人

渡辺知応

長秋山 慶国寺 副住職
一般社団法人 Speciality Plus 理事
(終活の総合サポート団体)
一般社団法人 日本ハッピーエンディング協会 認定講師 
  
日蓮宗僧侶として行学に精進すると共にハッピーエンディングプランナーとして終活相談を行っている。世界三大荒行である日蓮宗大荒行堂を2度経験。池上本門寺、中山法華経寺、柴又帝釈天での山務を経て本格的に慶国寺へ戻り、松戸市では数少ない室内参拝型の納骨堂『慶松庵』をスタートさせる。『家族に負担をかけないお墓』をコンセプトに利用者の声に日々耳を傾けて運営中。その結果、ハッピーエンディングカードを使った終活相談を開始する事となった。

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