お寺の近況報告

今年も暑い夏が終わろうとしています。

こんにちは。慶国寺の渡辺知応です。
先月の20日は慶国寺の施餓鬼会がありました。
例年は法要が終わると同時に、盆踊りの音が流れはじめ、境内にはワイワイガヤガヤと人が集まってきますが、今年は法要が終わってふと境内を見渡すと、そこには呑気なネコとセミの鳴き声だけでした。
慶国寺の施餓鬼会は主に新盆家の方が法要に参列されますが、今年は人数制限をして行いました。
新たな仏様にとっては初めてのお盆なので、本当はできる限り大勢の方のお焼香でご供養を行なってあげたいとは思いましたが、このご時世を鑑みると、そうは言っていられない部分もあります。
当日は法要のライブ配信も行い、リアルタイムや録画で見られた方もいましたので、これからも行なっていこうと思っています。
今年は盆踊りの準備がなかったので、比較的緩やかな8月が送れるかと思いましたが、振り返ってみると、去年と同じくらい(もしかしたら去年以上)慌ただしかった夏でした。
やはりお盆の時期は、決まってお寺は忙しいのだとつくづく思う次第です。
今年も暑い夏が終わろうとしています。
来年は平穏な夏が来ることを切に願っています。

 

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この記事を書いた人

渡辺知応

長秋山 慶国寺 副住職
一般社団法人 Speciality Plus 理事
(終活の総合サポート団体)
一般社団法人 日本ハッピーエンディング協会 認定講師 
  
日蓮宗僧侶として行学に精進すると共にハッピーエンディングプランナーとして終活相談を行っている。世界三大荒行である日蓮宗大荒行堂を2度経験。池上本門寺、中山法華経寺、柴又帝釈天での山務を経て本格的に慶国寺へ戻り、松戸市では数少ない室内参拝型の納骨堂『慶松庵』をスタートさせる。『家族に負担をかけないお墓』をコンセプトに利用者の声に日々耳を傾けて運営中。その結果、ハッピーエンディングカードを使った終活相談を開始する事となった。

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