お寺の近況報告

大盛況の『お会式』でした!

今年も残りわずかとなりました。新年の準備は進んでいますか?

さて、先月の10日(11月の第二日曜日)に日蓮聖人の738回目のご命日法要である『お会式』が盛大に行われました。
当日は総代・世話人さんや檀家さんをはじめ、地域の子供達やそのご両親がお寺に足を運んでくれました。
本堂の開堂時刻(午後2時)のちょっと前から少しずつ人が集まり始め、法要開始時刻(午後2時半)になると本堂は大勢の人で溢れていました。
80人前後くらいはいたと思います。

今年は友人のお寺から小さな団扇太鼓を50張ほど借りてきたのそれを配ると、子供たちが嬉しそうに叩いていました。
法要前にお題目である『南無妙法蓮華経』を唱える事、その際の太鼓の叩き方を教えると、飲み込みが速い子供たちはすぐに覚えていました。

法要が始まり、総代・世話人さんから始まり参加者全員にお焼香をして頂き、日蓮聖人に報恩感謝を致しました。
法要後は住職からお会式の意味などの話がありました。
その後は檀信徒の皆さんからご供養していただいた、お菓子(駄菓子)、飲み物、果物を参加者の方々に振る舞いました。

総代・世話人さんにもお手伝いを頂き、堂内がごった返すほどの盛況ぶりで振る舞われました。
始まる前は、あっと言う間に終わるだろうな……と思っていたのですが、振る舞っても振る舞っても無くならず、20分以上お菓子等を配っていました。

振る舞いながら「これは日蓮聖人や仏様からのお裾分けだからねー!大事に残さず食べるんだよー!」と言いながら渡していました。
参加された方達の嬉しそうな顔が今でも忘れられませんね。

ちょっと残念だったのは檀家さんの参加が少なかった事ですね。
初めての試みなので仕方ないと言えばそこまでですが、来年からは今年よりも一軒でも多くの檀家さんの家族が来て頂けるように試行錯誤していきたいと思います。

いやーそれにしても大盛り上がりの楽しいお会式でした。
当日の運営やお菓子のご供養をしてくださった、総代・世話人、檀信徒の皆さん、本当にありがとうございました。
また来年も宜しくお願い致します。

関連記事

この記事を書いた人

渡辺知応

長秋山 慶国寺 副住職
一般社団法人 Speciality Plus 理事
(終活の総合サポート団体)
一般社団法人 日本ハッピーエンディング協会 認定講師 
  
日蓮宗僧侶として行学に精進すると共にハッピーエンディングプランナーとして終活相談を行っている。世界三大荒行である日蓮宗大荒行堂を2度経験。池上本門寺、中山法華経寺、柴又帝釈天での山務を経て本格的に慶国寺へ戻り、松戸市では数少ない室内参拝型の納骨堂『慶松庵』をスタートさせる。『家族に負担をかけないお墓』をコンセプトに利用者の声に日々耳を傾けて運営中。その結果、ハッピーエンディングカードを使った終活相談を開始する事となった。

PAGE TOP