お釈迦さまの名言

心の余裕は何を減らすかで決まる

今月のお釈迦さまの名言は
「欲望を抑え、執着から解放されることが自由への道である。」です。

私たちは日々、何かを求めながら生きています。
もっとお金が欲しい
理想の生活を手に入れたい
大切な人に認められたい

これらの思い自体は決して悪いものではありません。
しかし、それが強すぎると
「手に入らなければ不幸だ」
「失うのが怖い」
といった心の苦しみにつながります。

例えば、SNSで「いいね」の数を気にしすぎて、
投稿するたびに落ち込むことはありませんか?

また、誰かに期待しすぎた結果、
その人が思い通りに動いてくれず、
がっかりしたことはないでしょうか。

これらはすべて、執着が生み出す苦しみです。

では、どうすればこの執着を手放し、
心を自由にできるのでしょうか?

日常の中でできる小さな工夫をいくつかご紹介します。

まず、物欲をコントロールすることです。
「本当に必要なものか?」と問いかけるだけでも、
余計な買い物を減らし、
スッキリとした生活が送れるようになります。

次に、人間関係の執着を減らすことも大切です。
誰かに「こうあるべき」と期待しすぎず、
相手をそのまま受け入れることで、
人間関係がぐっと楽になります。

最後に、日々の「足るを知る」心を持つことです。
今あるものや環境に感謝することで、
「もっと欲しい」という気持ちが和らぎます。
たとえば、朝起きて「今日も無事に目覚められた」と思うだけでも、
心は満たされていきます。
欲望や執着を完全になくすのは難しいですが、
少しずつ減らすことで、心は軽くなります。
手放すことで得られる自由を、ぜひ実感してみてください。

渡辺知応

渡辺知応

長秋山 慶国寺 副住職

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