ごえんクラブJ

たった一つの意識で信頼される人になる方法

ごえんクラブJ@慶国寺の渡辺知応です。

「菩薩」という言葉を聞くと、
仏像や修行僧を思い浮かべるかもしれませんが、
実は私たちの生活にも活かせる考え方です。

菩薩は、自分だけでなく周りの人の幸せも願い、
実際に行動する存在です。

その生き方の指針となるのが
「六波羅蜜(ろくはらみつ)」です。

今回はその中でも
「持戒(じかい)」について考えてみましょう。

持戒とは、道徳的な規律を守ること。
難しく感じるかもしれませんが、
日常のちょっとした心がけで実践できます。

たとえば、時間を守ること。
遅刻しないことは、相手への敬意の表れです。

また、言葉遣いにも持戒の精神が生きています。
つい感情的になり、
きつい言葉を投げかけたくなることもありますが、
その一言が人を傷つけることもあります。

そんなときこそ、
ひと呼吸おいて、優しい言葉を選ぶことが大切です。
さらに、約束を守ることも持戒のひとつ。
小さな約束でも、守ることで信頼が生まれます。

持戒は、単なるルールではなく、
自分自身を律し、
他者との関係を円滑にするためのもの。

日々の小さな積み重ねが、
よりよい人生につながります。
菩薩の生き方は特別な人のものではなく、
誰にでも実践できるもの。
ぜひ、今日から意識してみてください。

ごえんクラブJ@慶国寺 渡辺知応

渡辺知応

渡辺知応

長秋山 慶国寺 副住職

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