
ごえんクラブJ@慶国寺の渡辺知応です。
今週は仏教用語の
『ありがとう(有難う)』
について少しお話ししたいと思います。
「ありがとう」という言葉は、
日常生活の中で当たり前のように使われますが、
その本来の意味を考えたことはあるでしょうか?
「ありがとう」は漢字で
「有難う」と書き、
「有ることが難しい」、
つまり「滅多にないほど貴重なこと」
という意味を持っています。
この言葉の背景には、
仏教の「無常」と「因縁」
という教えが関係しています。
私たちが今ここに生きていること、
人と出会うこと、
何かを受け取ることは、
決して当たり前ではなく、
多くの縁が重なって生じているものです。
その縁に対する感謝の気持ちを表す言葉こそが「ありがとう」なのです。
日々の生活の中で、
つい不満や不足を感じることはあります。
しかし、視点を変えてみると、
小さなことにも「有難さ」を
見出せる場面がたくさんあります。
たとえば、
家族が毎日無事に過ごせること、
ご飯を食べられること、
仕事ができること
これらは決して当たり前ではなく、
無数の要因が整ったからこそ成り立っているのです。
そう考えると、何気ない日常にも
「ありがとう」と言いたくなる瞬間が増えてきます。
また、「ありがとう」という言葉を
意識的に使うことで、
自分自身の心も変わります。
感謝の言葉を口にすることで、
気持ちが前向きになり、
人間関係も円滑になります。
言葉には不思議な力があり、
「ありがとう」を習慣にすることで、
より豊かな人生を送ることができるのです。
今日からぜひ、身の回りの何気ないことにも
「ありがとう」と言ってみてください。
その小さな一言が、
あなたの心と周りの人々に温かさを届けてくれるはずです。
ごえんクラブJ@慶国寺
渡辺知応