毎年4月8日に行われる花まつりとは、
仏教の開祖であるお釈迦さまが誕生した日で、
そのお祝いをする日です。
日本には7世紀ごろに中国から伝わり、
お寺の行事として行われてきました。
お釈迦さまは、
紀元前7世紀~紀元前5世紀ごろに、
インド北部にあるルンビニ園で生まれました。
生まれてすぐに立ち上がり7歩歩き、
右手で天を指し、左手で地を指して
「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」と
言葉を発したという伝説があります。
この言葉の意味は
「世界にいる人々は
誰にも変わることのできない
人間として生まれており、
一人一人が尊い存在である」
ということを表しているそうです。
お釈迦さまが生まれたルンビニ園は
たくさんの花に囲まれた場所だったそうです。
お生まれになった4月8日には
たくさんのお花を供えるようになり、
このことから『花まつり』と呼ぶようになったといわれています。