日蓮宗のお数珠は、
主玉が108個、
親玉が2個、
四天玉が4個、
浄名玉が1個、
弟子玉が20個、
露玉が4個、
数取玉が10個、
梵天房が5個ついています。
親玉から7つ目と、
21個目に天玉があります。
二つある親玉からは房が2本と3本出ています。
右側が2つ、左側が3つです。
この房の意味ですが、
右側の房には「善」と「悪」、
左側の房には「正」と「邪」の意味を持っています。
また、数珠の玉に
「お釈迦様」や「多宝如来」、
お釈迦様のお弟子である菩薩をはじめ、
東西南北の神様である、
「持国天(東)」
「増長天(南)」
「広廣目(西)天」
「毘沙門天(北)」など、
全ての玉には仏様や仏教由来の神様が宿っています。
お数珠は仏様を掌に込める為の大事な法具です。
粗末にならないように心がけてお持ちください。