お寺の近況報告

施餓鬼会は誰でも参加できるんです!

暦の上ではもう秋を迎えております。
しかし現実はまだまだ暑い日が続きます。
残暑が厳しい毎日ではありますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、時が経つのも早いもので、ちょっと前に年が明けた、春の彼岸だと言っていたのが昨日の事のように思い出されます。

さてさて、以前にもお話をしたのですが、『お盆=施餓鬼』と思われている方が多いと思います。
お盆は7代前からの父母親族のご先祖様へ供養を祈る行事であり、正式には7月15日と定められています。

対して、お施餓鬼は読んで字の如く、餓鬼に施しをする法要であり、季節行事ではないので、正式な日付なども決まっておりません。
年間を通していつでも執り行って良い法要なのです。

お盆=施餓鬼となったのは、ご先祖様達が生前語り聞かせた”お盆の話し”の中に餓鬼が登場するからなのです。
つまり、たまたま登場する人物が一致してしまった関係により”お盆=お施餓鬼”という認識ができてしまったと推測できます。

慶国寺では毎年8月20日に和名ヶ谷、紙敷、東松戸、大橋より有縁のお上人方と共に施餓鬼法要を営みます。
参加者は新盆家の方が多いのですが、慶国寺の檀信徒、慶松庵をご利用の方であればどなた様でも参加できます。
大勢のお上人方の読経の声と共に、皆さんと一緒に南無妙法蓮華経のお題目で法要を厳修したいと思っております。
お時間のある方はどうぞお越しください。

法要後には慶国寺盆踊り祭も行いますので、こちらにもご参加いただければ幸いです。
一緒に盆踊りを楽しみましょう!

『仲秋』とは名ばかりで暑い日が続きますが、秋はすぐそこまで来ております。
夏バテせずに乗り切りましょう!

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この記事を書いた人

渡辺知応

長秋山 慶国寺 副住職
一般社団法人 Speciality Plus 理事
(終活の総合サポート団体)
一般社団法人 日本ハッピーエンディング協会 認定講師 
  
日蓮宗僧侶として行学に精進すると共にハッピーエンディングプランナーとして終活相談を行っている。世界三大荒行である日蓮宗大荒行堂を2度経験。池上本門寺、中山法華経寺、柴又帝釈天での山務を経て本格的に慶国寺へ戻り、松戸市では数少ない室内参拝型の納骨堂『慶松庵』をスタートさせる。『家族に負担をかけないお墓』をコンセプトに利用者の声に日々耳を傾けて運営中。その結果、ハッピーエンディングカードを使った終活相談を開始する事となった。

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