ごえんクラブJ@慶国寺の渡辺知応です。
今回は心の平和を保つために今すぐできること
についてちょっとヒントになる
仏教の「四法印(しほういん)」という教えをご紹介します。
四法印には、
「諸行無常(しょぎょうむじょう)」
「諸法無我(しょほうむが)」
「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」
「一切皆苦(いっさいかいく)」
という4つの教えがあり、
これを少し意識するだけで心が軽くなります。
まず、「諸行無常(しょぎょうむじょう)」は、
すべてのものが変わり続けるという教えです。
仕事や人間関係、健康状態など、
日々いろいろな変化がありますが、
これを「変わるのが普通」と受け入れることで、
不安やストレスがぐっと減ります。
例えば、嫌なことがあっても
「これもいつか終わる」と考えると、
少し気が楽になるのではないでしょうか。
次に、「諸法無我(しょほうむが)」です。
これは世の中のすべてには固定した
「自分」というものがないという教えです。
自己中心的な考えを手放してみると、
周りの人との関係がもっとスムーズになります。
自分らしく生きつつ、
他人と比べる必要はないと感じられるようになると、
自己肯定感もアップして、
心に余裕ができると思います。
次に「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」です、
この言葉は心の平和を表しています。
忙しい日常の中で、
ふとこの言葉を思い出して、
深呼吸してみてください。
短い瞑想をするだけでも、
心がスッと落ち着くのでぜひ試してみてください。
最後に、「一切皆苦(いっさいかいく)」という教えがあります。
これは、人生にはどうしても苦しいことがあるという教えです。
しかし、その苦しみを避けるのではなく、
「そういうものだ」と受け入れることで、
逆に成長のチャンスにすることができます。
苦しいことも成長の一部と捉えれば前向きに進める気がします。
このように四法印の教えを日常に取り入れることで、
もっと軽やかでポジティブな毎日が送れるようになるはずです。
ぜひ、気軽に試してみてください。
ごえんクラブJ@慶国寺
渡辺知応