彼岸というのは、
人間の世界という岸から
仏様の世界がある岸を目指して進み、
流れの厳しい川を渡る為の実践を行い、
向こう岸にたどり着く事を意味します。
お釈迦様は、
人間の世界は楽しみや喜びがある反面、
怒りや悲しみが混在している。
つまり、
迷いが多く苦しい世界だと言いました。
逆に仏様の世界というのは、
迷いのない世界であり永遠の楽の世界だと言います。
お彼岸の一週間は、
仏様の世界を目指す第一歩として、
お墓参りや先祖供養だけではなく、
日頃から心して行わなければいけない事を思い返し、
自分自身と向き合い、
自覚と反省をする期間だと思って過ごしてみて下さい。