ご自宅にご遺体を安置した後、
枕元に供えるものを「枕飾り」といいます。
枕飾りは、
白木の台(または、白い布をかけた机)の上に、
・一本線香
・一本ろうそく
・一本花(または、一本しきみ)
・おりん
・水
・枕だんご
・枕飯
をお供えします。
枕飯とは、
故人が生前愛用していた茶碗に
ご飯を高く山盛りにし、
真ん中に個人が使っていた箸(または白木の箸)を
突き立てたものです。
必ずしもすべてを
揃えなくてはならないということはありません。
できる限りの用意をしてください。
特に枕だんごは略されることも少なくありません。
しかし、
お線香(できればろうそくの火も)だけは、
途絶えることのないようにしてください。
枕飾りの台や不足しているものがあれば、
葬儀社で取り揃えることもできます。
お線香には「渦巻線香」という種類があります。
こちらは一つで10時間前後もつので、
就寝の際などに、絶やすことがなくお使いいただけます。