檀信徒の皆々様に於かれましては師走の候ご多忙のことと存じます。
さて慶国寺は現在墓地用地が無い状態なのはご存知のことと思います。
以前、墓地拡張計画も有りましたが、計画途上で頓挫し、諦めざるを得ないこととなってしまいました。
総代・世話人との会合や、檀信徒との会話の中に納骨堂のことが話題に出ることもしばしば、住職として漠然とした思いは有りました。
しかし、長男知応の提案も有り、墓地の拡張が無理なら納骨堂をと思い至り、去年の夏頃より具体的な構想を練り始め、護持会設立総会で少しお話ししましたが、まだ発表できる段階ではなく、今日に至った次第です。
納骨堂の用地、建設資金設計図等の準備が整い、役所等の関係機関との打ち合わせも済ませ、晴れて檀信徒の皆様にご報告が出来ることとなりました。
納骨堂は「慶松庵」と名付けました。
慶国寺の慶と、松戸市で初めて作られるとのことから松の字を、庵とは質素な佇まいの建物と言う意味で用いました。
間口三間、奥行き四間、コンクリート二階建ての小さなお堂です。
当初は一階正面のみに納骨壇を作りますが、要望にお応えして順次拡張して行きたいと思います。
第一次完成竣工を半年後に予定しています。