コラム

インドの爽風に吹かれて(1)

4月1日午前 お釈迦様が初めて悟りを開かれた聖地ブッダガヤの菩提樹(ぼだいじゅ)の基でお参りをしました。
真夏のような気温のインドは覚悟してきたつもりでしたが、さすがに日差しの下は暑く感じました。
でも木陰に入るとまだ湿度がそれほどでもなく爽やかに感じられます。
太い幹の菩提樹の基で組寺の御上人方と一緒に法華経を御唱えし、昨日同様に檀信徒のご先祖の御回向をしました。
大勢の参拝者が菩提樹を訪れては去っていきます。
ふと気づくとお参りをしているのは我々だけに成っていました。
今は立派な大きな塔や伽藍も有りますが、お釈迦様が悟りを開かれた当時の様子に思いを馳せながら、静かにたたずんでいました。
30度を超す暑さの中でしたが爽やかに御参りすることが出来、諸天善神のご加護を感謝せずにはいられませんでした。
お釈迦様ゆかりの地を巡る旅も残すは、初めて説法をされたサルナート(初転法輪の地)とガンジス川に成りました。

霊鷲山での法要

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