無縁仏とは、
お墓を継承する人や守る人がいなくなり、
管理されず放置されているお墓や魂のことです。
お墓参りに行った時に、
草木が伸び放題で
荒れ果てているお墓を
目にしたことがあるのではないでしょうか。
また、もともとお墓を持っておらず、
亡くなった際にお骨を収める場所がなく、
そのまま放置されているお骨も無縁仏と言います。
一説には、
納骨されずに押し入れの中などで
ひとり寂しく眠っている仏様が
東京都内だけでも100万体以上はあるそうです。
統計上の数字なので、
さすがに真相はわかりませんが、、、
しかし、「そんなことはあり得ない」とは
言い切れない話があります。
先日、千葉県の某市役所の方が
「この1年間に市内の無縁墓地に
12霊位の方が新たに入られました。
とても悲しいことだと思います」
とおっしゃってました。
単身者世帯や後継者がいない世帯が
増加傾向にある現代では
今後の供養(無縁仏)に悩まれている方が多いのも事実です。