お寺の近況報告

墓地の入り口に「手すり」の奉納をいただきました。

こんにちは。慶国寺の渡辺知応です。

7月の中旬に慶国寺の墓地の入り口に「手すり」がつきました。
この手すりは慶国寺の出入りの宮大工である『株式会社 工匠』さんが奉納してくださいました。

以前から墓地入り口の段差を改善して欲しいというお声を頂いておりましたが、なかなか実施することができておりませんでした。
慶国寺の前の道路を渡った所の墓地は、入り口にちょっと登りづらい段差があります。
若い人なら何てことはありませんが、足腰が不自由な方からすると不便な段差です。
すぐに実施できなかった理由として、スロープ工事を行うには周辺のお墓との関係がありますし、入り口を変えるにしても墓地と道路、お墓参りの利便性を考えると上手い解決策なく頭を抱える問題でした。
何よりも大きな改修資金がかかる事業になってしまう、そのような理由で実施ができませんでした。
そこで、5月の総代世話人定例会議にて、何か良い案がないかとご相談いたしました。
(ちなみに当日は新型コロナの感染拡大防止のため、総代さんだけの出席でした)
そこで案に上がったのが「入り口の両脇にあるポールに手すりを付けたらどうだろうか?」という提案でした。
早速、工匠さんに依頼をしました。
当初は護持会の修繕費をあてる予定でしたが、工匠さんから「慶国寺さんお檀家さんの為になるなら、この手すりは奉納させていただきます」とお申し出がありました。
本当にありがとうございました。
工匠さんはお寺や神社の建物だけでなく、木造住宅(特に日本家屋)においても信頼できる技術と抜群のセンスがあります。
木造住宅のことでお困りの際は一度ご相談してみてください。

工匠さんのウェブサイトはここから(https://www.shimousa-kousyou.com)

渡辺知応

渡辺知応

長秋山 慶国寺 副住職

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